「タマタマ粉が皆の幸せについて」
The children of nature and the giant Tamatama telling them to grow big
遠くの山並みはまるで腐りかけのダレたおっぱいのようだが、それをひたすらモミモミしながら、手前広がる田畑の赤やら黄色やら果実にチンポをこすりつけて床オナをせっせとこなしていたところ、遠くの小屋から少年と少女がじっと見ている。
「おいおい、君たち、そんなにこいつが珍しいのかい?」
股間を指差してみる。
二人の子供は可愛らしいく両手を大きく広げて何かを叫ぶ。
「おーい、そんなに小さな声ではわからんよぉ。よし、こっちから行ってやるよ」
タマタマ巨人はのっそりと、ゆったりと確かな足取りで小屋に近づく。
確かに子供だが、まったくこれはただものではない。二人ともタマタマをじぃと凝視して油断せずに目を離さないのだ。
「まっすぐ外さず真実に直撃だな。まちにその通り。タマタマ巨人のタマタマだ」
一つブルンと大きくタマタマを振るってみた。まずは右側のタマを後ろから前へ、間髪入れずに左側のタマを送り出す。その重さ故にバランスを崩すが、なぁに慣れたもので上手く肩をねじって姿勢を整える。
「さて、お前たち。望みを言うがいい」
少年はもじもじして股間をぎゅっうっと掴むが、それはタマタマの無駄使いで褒められたものではなく不快だ。少女は一直線にズンズンと魅惑のタマタマへ近づくのは良し。
「この偉大なタマタマに触っても良いですか」
「おぉ、いいともじっくりと触るが良い」
小屋に腰を下ろし、面倒ではあるが、チンポが邪魔になるのでつまんで脇にずらしてあげると、少年は弾けるように飛びついてきた。こいつを間近で見ちまったからには仕方がない。少女はズンズンと勢いそのままにタマタマに生えるおケケを引っ張る。
「む、むぅ」と思わず呻く。
少年は小さな心臓の鼓動が先ほどよりも大きくなっているのが見て取れる。タマタマのあらゆる部分をぺちぺちと叩いてみせる。いいぞ、その調子だ。
少女は眉間に皺を寄せ、口をとがらせてみせる。それはまだまだ満足できないという、底の深さを示している。まだまだ求めるか、馬鹿が。
少年はより感じようとあらゆる角度で小さく打突する。悪くはないが、少し面倒だ。少し身体をずらし、その拍子でチンポをぶつけてみる。小さい身体は吹き飛ばされるが、すぐに立ち上がりタマタマに飛び掛かる。
少女は抜け目が無い。タマタマの隙をとらえ、触れるかどうかのギリギリの加減で、爪の先を走らせてタマタマの球面をなぞる。その意味するところは、このタマタマ巨人を支配しようと図るものだ。
やがて少年は頬を上気させてタマタマから離れた。
やがて少女は冷たい目をしてタマタマから離れた。
そこで気づいた。タマタマを愛せよ。偉大なるこのタマタマを称えよ。
ところで、ここでどっびゅんした場合、どーなるのだ。
少年と少女は、悲しいメロディーを奏でて慰め会うのは、乳繰り合うのと同義語なのでピュッピュッという。この大自然はおしまい。