「タマタマ粉が皆の幸せについて」
Tamatama powder is about everyone's happiness
蒸し暑いのがあたり前の部屋はつまりサウナなのであるが、ここには秘密がある。
まずはここを説明。ここはチンポ及びタマタマの祭典の場である。大いなる品評会。品定めをするのは選ばれた者たちで、別にえらい人というのではなくて、つまりチンポ教徒及びタマタマ教徒の連合体で連立与党。最近はタマタマ教徒が多く8割がたそうであるが、それも時代の流れ。品定めをされる人は教徒でなくても構わないが、自由協会のチンポタマタマ会員が最も多い。
特別サウナ室の設定温度は99.887654321度、ドッカン大正確。
ひな壇に並ぶ、チンポタマタマ勇士達。1番の者は両手でタマタマをモミモミするのに専念する求道者。入室時からずっと継続しており、それ力なり。2番の者は脱力リラックス状態、タマタマの右左どちらがより輝けるかを考えるのに忙しい。3番の者は両手を後ろに回し、チンポ及びタマタマを正面に向けて全エネルギーを集中。4番の者は両手で身体を支えてタマタマを離脱させる無重力実験中。5番の者は考える人で、タマタマのシワを引き延ばすか否か、それが問題。6番の者は日々黒ずんでいくタマタマに満足しているが、なぜ裏筋からタマタマの接合点は白いままなのか検証中。
以上がエントリーしたメンバーの紹介。
さてさてタマタマの王が一人いる。お店の者か客なのか、自然発生してそこにアルのかは分からないが、王である。王たる所以は、タマタマが大きい(メスならばその生命の躍動にくらくらと失神するレベル)とか、良い香りがする(メスならばマン汁をだらだら垂らすレベル)とか、美しい動き(メスならばそのダンスに合わせてマンマンをヒクヒクと開閉してリズムを合わせるレベル)等々特徴をあげていけばきりがない。
その王の役目はタマタマ粉の拡散である。
まず、サウナストーブに登り、またがること。そしてタマタマをぼりぼりかきむしること。すでに何度もくり返されたその行為の果てにタマタマの皮は白くカサカサとなり、ひとこすりでぱぁっと美しく放射状に拡散する。
このサウナの秘密は、とても魅力的なタマタマ、所有者は王、タマタマ粉を拡散する甘美な魅力。
それはご褒美。品評会に参加したものへの祝福である。みんなハッピー。男どもはチンポとタマタマを大きく膨らませながら、更なる高揚。女どもは臭いだけで妊娠。そこにあっては誰でもタマタマの素晴らしき幻想をみること。
みんなの幸せのために、タマタマ粉を振りまくことは、これは功徳であるので、もっともっとやってーと、サウナに集まってくる人々は、まるで虫。