「タマタマ面談」
Tamatama Interview
「バカが、このくされチンポが」
と、煙草をプカプカさせながら、ジロリと机の者(これは営業マンマンであるが)を見やる者は上司。
机の営業マンマンがしでかしたことは、取引先へ営業訪問、相手の部長が出てきてこちらの商品をいたく気に入った様子の場面に戻る必要がある。
・・・「どうですか、このチンポコスコス、タマタマコネコネマッサージ器のご感想は?」
「いやー良いね、この先っぽのくねくねする感じがとても気持ちいいよ。これなら、ウチで取り扱わせてもらうよ。ところで、これは女性でも使えるのかね?」
部長は指先でマッサージ器の先端を握ったりつついたりしてみて、とても楽しそう。今すぐにでも、タマタマに当てたい衝動を我慢しているのが見て取れる。
「あぁ、確かにそれは出来そうですが、検証をしていないので、メーカーとしてはお勧め出来ませんし、何かあっても補償は出来ませんんん」
ところでこの商談はお昼に差し掛かっている。会議室の外ではチンポをぶらぶらさせながら駅前商店街の食堂めざしてブラブラする輩と、待ち合わせて一緒に出ていこうとするマン汁と、涎を垂れ流しながらディープキスを待っている唇にぶち込まれた大型ホットドッグをそのままで出て行く者とで溢れている。
営業マンマンはじとりと汗が流れるのを感じた。まだまだ商談は続きそうだ。
部長はまだまだ元気で、舌がぺらぺらとよく回る。
「それはいけないねぇ。男女平等だよ。コンプラいあんすだよ。せくしゅあるはらすめんとだよ、これは大事なことだよ。わが社は大企業だから、すべてに公平にあつかわなくてはならんのだよ」
もう我慢ならんと、営業マンマンは立ち上がり絶叫。
「お前は今スグこのマッサージ器をタマタマに当てたくてうずうずしているんだよぉ。バレバレのチンポタマタマを今すぐ隠せ。女どもにチンポマッサージ器を使わせるな」
そう言い放つと満足そうに部長のタマタマを指先でぴんぴんと弾き、マッサージ器を口にぶち込んだ。
「お前にはそれがお似合いだ。タマタマなんざ10年早いぜー」・・・
それが今から4時間前。だいぶ日が傾いているが、室内はまだまだ明るく輝いている。
煙草を思わず自らのタマタマにお灸のように当てようとしたがここは我慢。しかしこの疼きをどうしたものかと、じわじわとしている。
この件は失注されることを一旦ここに記す。
営業マンマンは怒られながらも、チンポかタマタマのどちらを弄ろうか悩んでいる様子。たいした問題ではない、両方ヒクヒクぴんぴんすれば良いという結論に至ったが、これを上司に報告するにはタイミングが重要である。じっと上司の様子をうかがうと、驚くべき光景が。
タマタマを嗜んでいるではないか!
「なんだ、先に言ってくださいよ。僕だってお預けをくらうのは厳しいことなのです」
営業マンマンは天を仰ぎ、ただひたすらに悩んでいた自分を恥じた。
チンポとマンマンと、すでに第一チンポ汁が溢れ出している。
「よし結論。駅前に集合して、全員でタマタマコネコネを実践して、密輸のひとのめに機会を真っ先に考えていたわわわわわ。
なーにを言っているんだか。変なのでこの話はここでおしまい。